「北極圏を目指す冒険ウォーク2019」が始まる三週間ほど前。デザイナーの山本寛斎さんは荻田と共に、北極圏・ケンブリッジベイにいました。
「荻田さんと一緒に、北極へ行きます!」
公に宣言してから一年も経たず、北極の地へ降り立った寛斎さん。そうさせたのは「今後のアウトプットのため実際に現地に赴き、目で、耳で、肌で北極を感じたい」と言う寛斎さん自身の熱い意志の表れでもありました。エネルギーの向先の決まったことで、入念な準備もされたことでしょう。
そんな寛斎さんは今年の7月、今度はひとりで、いつ帰って来るのか誰も分からない旅に出てしまいました。旅立ちから3ヶ月が経過した先日、寛斎さんの事務所から一件のお申し出をいただきました。
「寛斎が北極で身に着けていたウェア類を、冒険研究所に寄贈させていただけませんか?」
大変光栄なご提案であり、我々にそのような貴重なものをお譲りいただいても良いのだろうかと考えましたが、寛斎さんの意志を継ぐと言う役割も自覚した上で、今回引き受けさせていただくこととなりました。
今後しばらくは、冒険研究所で展示公開します。(期間未定)
是非、冒険研究所にお越しいただき、実物をご覧ください!
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